主よ、
私の終わりについて、また、私の人生の長さがどれほどかについて、
どうか知らせてください。(中略)
ごらんください。
あなたは私の人生を両の手のひらほどの大きさに定められました。
私の人生は御前では無きに等しいものです。(中略)
主よ、今私は何を待ち望めばよいのでしょう。
私はあなたに望みをおきます。
(「詩篇」39篇5~6、8節)(その2)
神様があなたや誰か他の人に対して何をなさるおつもりか、
たとえば、
あなたは明日生きているのかそれとも死ぬのか、
健康かそれとも病気になるか、
これから何があなたの身に起きるか、
についてあなたは知りません。
私たちの人生がどのくらい長いかあるいは短いのか、
かりに神様が私たちに知らせてくださろうものなら、
私たちはあらゆる点で、
今よりもはるかに邪悪な者になりはててしまうことでしょう。
自分の人生がどうなるのか、
ひと時たりとも前もってわからないにもかかわらず、
私たちは自分の意地の悪さを改めようとはしません。
神様の御前において事実その通りであるように、
私たちは、
死を軽視すべき深く濃く甘い夢とみなし、
棺を私たちの主キリストの膝かパラダイスのようなものとみなし、
墓をふかふかのソファーとみなすという考え方に、
信仰によって自分を訓練して慣れさせるべきです。