2025年2月21日金曜日

「力なき者に力を」「エフェソの信徒への手紙」2章19節「私たちの国籍」

「私たちの国籍」

ですから、あなたがたはもはや異国人でも宿り人でもなく、

聖徒たちと同じ国籍の者であり、神様の家族の一員なのです。

(「エフェソの信徒への手紙」219節)

 

国籍は大切な事柄です。

この世での国籍と祖国は私たちに一時的に与えられているものです。

私たちはこの人生においては異国人であり宿り人だからです。

国籍の問題は神様の御国においては事情が異なります。

そこではキリストが永遠に支配しておられます。

 

聖なる洗礼を通して私たちはこの御国の国民になります。

私たちはイエス・キリストの尊い血によって

罪と死と悪魔の支配とから買い戻され、解放されたのです。

この方を通して私たちには天の御父様との絆があり、

キリスト信仰者同士にも絆ができます。

 

この天の御国において私たちは神様の御言葉に聴き従います。

神様と隣り人とを愛します。

この国籍と絆とは死でさえも私たちから奪い去ることができないものです。

私たちの王は最後の日に

「私の父から祝福される者たちよ、来なさい。

この世の基が置かれた時以来あなたがたに用意されてきた御国を

「自分のもの」として所有しなさい」

と言ってくださいます。

 

(祈り)

愛する主イエス様、

私があなたに導かれて旅に出て、

またあなたに導かれて旅を終えるようになるために、

あなたの死のゆえに洗礼において始められたあなたのみわざを

どうか成し遂げてください。

アーメン。

(関連聖句)「ローマの信徒への手紙」13

2025年2月7日金曜日

「力なき者に力を」「ローマの信徒への手紙」8章35節より「今日も安全」

「今日も安全」

 誰がキリストの愛から私たちを引き離すというのでしょうか。

(「ローマの信徒への手紙」835節より)

 

強力な新兵器に囲まれて現代の私たちは生きています。

長距離ミサイルや何千発もの核兵器は

全地球を破壊し尽くす威力を有しています。

私たちの未来はきわめて不確かなものです。

たとえ「そんなに暗くはないかもしれない」と思える時があったとしても、

この事実は変わりません。

 

主の使徒の言葉は暗闇の中で輝く光です。


「高いものも深いものも、その他どんな被造物も、

私たちの主キリスト・イエスにおける神様の愛から

私たちを引き離すことは(これからも)できません」

(「ローマの信徒への手紙」839節)


全能の神様が守ってくださるので、

いかなる破壊兵器も私たちに害を及ぼすことができないのです。

 

神様は恐るべきエネルギーを帯びた雷や地震を引き起こされますが、

夏の気持ちのよい雨も降らせてくださいます。

自然界の力を支配するお方は、恐るべき戦争の只中でも、

御自分の子どもたちの最善となるように見張っておられます。

 

私たちの安全は

この世の支配者や平和のための会議や発明された兵器の中などにはありません。

私たちを守ってくださるのは永遠なる神様なのです。

神様は私たちの罪ののろいを取り去るために愛する御子をこの世に遣わし、

福音と信仰を与えてくださいました。

現代の兵器や破壊的なエネルギーがどのようなものであろうとも、

私たちは主イエス様にあって敢然と勝利を収めることができるのです。

 

(祈り)私の魂、私の体は、私の主よ、あなたのものです。

ですから「御自分に属するもの」を見つけ出してください。

あなたの守りの中にいる私は恐れません。アーメン。

(関連聖句)「詩篇」139114