2017年9月20日水曜日

マルティン・ルター「活きるために」「詩篇」102篇2~3節より(その2)

主よ、私の祈りを聴いてください。
私の叫びがあなたの御前に届きますように。
私の苦しみの日に、私から顔を覆い隠さないでください。
私のほうへと耳を傾けてください!
(「詩篇」10223節より)(その2)

神様を信頼し、どんな苦しみの中でも神様を信じること、
また、不幸な目にあってもうろたえず、
神様をないがしろにする人々が栄えても怒りを覚えないことを
私たちが学ぶために、
すべてのことは起きています。

なぜなら、
私たちの主なる神様は御自分に属する民を、
試練を通して吟味なさるお方だからです。
この試練は、
この方が憐れみ深い神であることを
私たちが確実に把握するためのものです。

しかし時には、
主の憐れみは試練の奥深くに隠されていて、
視界から消え去る場合があります。


悲しんでいる時や、
絶望に打ちひしがれている時にこそ、
最も素晴らしい希望が目覚めます。