2014年12月17日水曜日

「ルターの祈りの本」 聖礼典(洗礼と聖餐)からいただく慰めについて(その6)



聖礼典(洗礼と聖餐)からいただく慰めについて(その6)    

私の神様、
私は貧しい罪人ですが、にもかかわらず、私は罪人ではありません。

私は、自分自身の「中」、つまりキリストの「外」では、
たしかに罪人です。
しかし、私の主キリストの「中」、つまり私自身の「外」では、
私は罪人ではありません。
なぜなら、
主キリストが、その尊い血によって、
私のすべての罪を私からきれいに拭い去ってくださったからです。
そう、私は堅く信じています。
そのしるしとして、私は洗礼を受けています。

私は、神様の御言葉によって私の罪から解放されています。
私は、自分の罪から自由になり引き離された、との宣言を受けています。
さらに、私は、
主イエス・キリストのまことの身体とまことの血のサクラメント
(聖餐の礼典)という、確実な恵みのしるしによって、
(霊的な)飢えと渇きを癒していただきます。

私は、自分の罪の赦しを受けました。
愛する主イエス・キリストが、
尊い血の報酬として、罪の赦しを確保してくださったのです。
このことについて、私はイエス様に永遠に感謝をささげます。

アーメン。