2014年9月17日水曜日

「ルターの祈りの本」 毎晩眠りに就く前にルターが行ったざんげ(その2)


毎晩眠りに就く前にルターが行ったざんげ(その2)



あなたの御子イエス・キリストは、
私の罪を帳消しにして赦してくださるために、
私を憐れみ、御自分の血を十字架の上で流してくださいました。

惨めな罪深い存在である私の様々な罪は、
言葉や文章では表すことができないほどのものです。

お父様、あなたに祈ります。
あなたが、そのような私の罪のせいで、
このイエス様の貴い血を、
御自分の義に釣り合う他の何かと取り替えたりしないように、
お願いします。

あなたの限りない憐れみにふさわしく、
私のうちにおいても、
御子の血が有益な実を結ぶようになさってください。
このためにこそ、あなたは、
永遠の世界にてお定めになった通りに、
愛する御子イエス・キリストが十字架の上で血を流すように、
計らわれたのですから。

それは、御子の血が私に「罪の赦しを与えるもの」となるためです。
また、あなたが、
かつて私のうちに吹き入れてくださった私の霊を再び取り去るために、
私のもとに来られて「戸をたたく時」に、
昼夜を問わず何時どのような時であれ、備えるためでもあります。

お父様、私はあなたにいつもお祈りします。
あなたの愛する御子、イエス・キリストの血と受苦と死のゆえに、
私の霊(私の魂)をあなたの御手にゆだねることをお許しください。