私たちが心をかたくなにしたり、
罪に落ち込んだりしないように、
お守りください。
厳粛なる裁き主よ。
あなたの裁きは、いかに秘められしもの、いかに恐るべきものでしょうか。
ファラオは、紅海に沈む事態に至るまでは、
自信に満ち溢れ、何も心配せずに暮らしていました。
ファラオは、
自分が罪を悔い改めなかったために神様の正当かつ厳粛な怒りにふれたのだ、
ということをついに理解しませんでした。
神様、あなたは、
御自分の貴い御言葉が汚されるのをじっと黙って見過ごしはなさいません。
たしかに、あなたは、この御言葉のために、
あなたの最愛の子どもたちが血を流す事態になることさえも
お許しになりました。
しかも、人々は、御言葉が呪われ迫害を受けるときに、
ただ座ったり笑ったり微笑んだりしているばかりです。
しかし、天のお父様、あなたの裁きは正義です。
もしも最後の裁きが人々のこのふざけた態度に
終止符を打つことにならないならば、
あなたはとうに御言葉を取り去って、
私たち皆を霊的に目が見えない頑なな者になさったことでしょう。
それを考えるだけでもぞっとします。
このことについて、私が心の中で苦しみ悲しんでいることを、
あなたは証してくださることでしょう。
最後の裁きの日が到来するまでの間は、
私たちはそのような最悪の事態には陥らずにすみます。
天の父なる神様、
私たちが罪を行わなければならなくなる場合があるかもしれません。
それはあなたの御旨ではないにせよ、
あなたがそうなることを許された結果ではあります。
しかし、そういった罪の行為の結果として
私たちが頑なな不信仰者にならないように、
どうかお守りください。
あなたが罪の勝利者とし、無垢の主となさった、
あの方(キリスト)の御許で、あの方のうちにありながら、
私たちがあの方を否定したり見失ったりすることがないように、
どうかお守りください。
あなたがそうしてくだされば、
いかなる罪も、いかなる死も、いかなる地獄も、
私たちに対しては何の手出しもできなくなるからです。
アーメン。